COLUMN
ヒップアップの筋トレで効果ないと感じる原因は、骨盤の開きや股関節にあります。指導歴6年の経験から、スクワット前に行うべき股関節調整の3ステップを解説。運動時間が取れない忙しい女性でも、日常生活の中で効率よくお尻を上向きに変え、理想の形を維持するコツを紹介します。
スクワットを頑張ってもお尻が変わらず「ヒップアップは効果ない」と諦めていませんか。指導歴6年、延べ150名以上の指導経験を持つ伊藤周弥が解説します。
筋トレ前に股関節を整えてお尻を上向きにする3ステップと、日常を運動に変えるコツをお伝えします。詳細は厚生労働省のe-ヘルスネットもご参照ください。
SNSの動画を見て一生懸命スクワットをしても、ヒップアップの効果ないと感じる方は少なくありません。
実は、その原因は筋肉量の不足ではなく、土台となる骨盤の開きや傾きにあることがほとんどです。当社の指導経験では、骨盤が後方に傾いて開いたまま動いているケースが多く、この状態ではいくら回数を重ねてもお尻の筋肉に刺激が届きません。
骨盤が崩れた状態で無理にトレーニングを続けると、お尻ではなく前ももや腰ばかりが疲れてしまうという現象が起こります。
これは、お尻の筋肉(大殿筋)がうまく働かない代わりに、太ももの前側の筋肉が過剰に頑張ってしまう「代償動作(だいしょうどうさ:本来使うべき筋肉の代わりに別の筋肉が動くこと)」によるものです。結果として、お尻は垂れたまま脚だけが太くなるという、望まない体型変化を招くリスクがあります。
私たちの体は、日常の座り方や歩き方の癖によって、骨盤周りのバランスが崩れやすくなっています。
特にデスクワークが多い30代から40代の女性は、股関節周りがガチガチに固まり、骨盤が後ろに倒れる「スウェイバック」という姿勢になりがちです。この姿勢のまま筋トレをしても、お尻の筋肉は物理的に使われにくい状態にあります。
骨盤は、左右の「寛骨(かんこつ)」と中央の「仙骨(せんこつ)」が組み合わさって構成されています。厚生労働省のe-ヘルスネットによると、骨盤は体幹(体の中心部)の底部に位置し、上半身の重さを支え、歩行時には地面からの衝撃を吸収する役割を担っています。骨盤が適切に整っていないと、お尻の大きな筋肉である大殿筋が正しく伸縮できなくなります。
だからこそ、大切なのは「整えてから、鍛える」という順番です。
崩れた土台の上に筋肉を乗せても、崩れた形のまま固まってしまうだけです。まずは骨盤の開きをリセットし、可動域(かどういき:関節が動く範囲)を広げることで、初めてヒップアップの運動が意味を成します。
回数やセット数を追う前に、自分の体が正しく動かせる状態にあるかを確認しましょう。
ヒップリフトなどの種目でお尻よりも前ももが疲れる場合、それはお尻の筋肉が十分に収縮できていない証拠です。
足の位置が体から遠すぎたり、腰を反らせて持ち上げようとしたりすると、筋肉の連動が途切れてしまいます。正しい体の使い方を覚えることで、少ない回数でもお尻に効かせやすくなります。
参考: スクワットをしても効果がない
お尻の筋肉である大殿筋(だいでんきん)や中殿筋(ちゅうでんきん)は、股関節を動かすための筋肉です。
つまり、股関節がスムーズに動かない状態では、お尻を効果的に鍛えることはできません。股関節の可動域が制限されると、お尻の筋肉が十分に発揮できる力(筋出力)が低下することが研究でも示されています股関節を整えることが最優先。
まずは股関節の詰まりを取り除き、本来の動きを取り戻すことが最優先事項です。
特に重要なのが、股関節を「求心位(きゅうしんい)」に保つことです。
これは、太ももの骨の先端が骨盤の受け皿に、隙間なくしっかりと収まっている状態を指します。
骨盤が前にスライドする姿勢などでこの位置がズレていると、お尻の筋肉は働く力が弱まり、代わりに太ももの外側の筋肉などが過剰に働いてしまいます。
ご自身の股関節が「求心位」にあるか、次の方法で確認してみましょう。
仰向けに寝て、片方の膝を両手で抱え、胸の方へゆっくりと近づけます。
このとき、足の付け根に「詰まり感」や「痛み」を感じる場合は、太ももの骨が正しい位置からズレている可能性があります。スムーズに胸まで引き寄せられる状態が、お尻の筋肉を使いやすい理想的な準備状態です。
当社の指導では、いきなり重い負荷をかけることはしません。
まずはストレッチや軽い動作で、お尻の筋肉を「呼び起こす」ことから始めます。
意識が大切です。どこの筋肉を使っているかを脳が認識できるようになると、同じ動きでも効果が変わります。
回数よりも、一回一回の動作の質と意識の置きどころを重視しています。
お尻の筋肉は大きく分けて3つの層で構成されていますが、これらをバランスよく働かせるためにも股関節の柔軟性は欠かせません。
股関節が整うと、骨盤が安定し、歩く動作そのものがお尻への刺激に変わります。筋トレを特別な時間にせず、日常の動作をトレーニングにするための準備が必要なのです。
参考: [LINK_0]
家事や育児、仕事で忙しい30代から50代の女性にとって、毎日30分の運動時間を確保するのは至難の業です。
しかし、トレーニングの本質は「残りの23時間」の過ごし方にあります。週に一度ジムで追い込むよりも、毎日の座り方や立ち方を少し変える方が、長期的なヒップアップ効果は高いと当社の指導経験から導き出しています。
当社が提唱するのは、生活の中に運動を溶かし込む「ながら運動」です。
歯磨きをしている間の3分間、あるいはキッチンで立っている時間。
こうした隙間時間にお尻を締める意識を持つだけで、体は着実に変わっていきます。
まとまった時間が取れないことを理由に諦める必要はありません。
私自身、過去に10kgの減量を経験しました。最初の1ヶ月は股関節を整えるストレッチを毎日5分、2ヶ月目からお尻を締める歩き方を意識し、3ヶ月目以降にようやく軽い筋トレを加えるというステップを踏みました。この期間、特別な運動時間は設けず、日常の動作をトレーニングに置き換えたことで、無理なく体型を維持できるようになりました。
まずは、股関節の動きをスムーズにするための具体的なステップから始めましょう。延べ150名以上の女性をサポートしてきた経験から、以下の手順が最も取り組みやすい方法です。
食事制限を厳しく課さないのも当社の特徴です。
無理な制限はストレスを生み、結局は続きません。
それよりも「体の使い方が自分で分かる状態」を目指しましょう。
自分の体の癖を知り、どう動かせばお尻に効くのかが分かれば、忙しい毎日の中でも自然とスタイルを維持できるようになります。
まずは今日からできる意識をひとつ、信号待ちの間にお尻を締めることからスタートしましょう。
参考: ながら運動
多くの女性がダイエットでリバウンドしてしまうのは、やり方を「習って」いても「身について」いないからです。
一時的に体重を落としたり、お尻を上げたりしても、元の体の使い方の癖に戻れば体型も元通りになります。
元に戻りにくくする方法は、正しい姿勢と動作を無意識にできるレベルまで習慣化することです。
変化の出方には個人差があるため、期間や数値でのお約束はしていません。
一方で、多くの方が陥りやすい失敗パターンもあります。例えば「動画を見ながら自己流で筋トレを続け、前ももばかりが太くなってしまう」ケースや、「お尻を上げようと腰を反らせすぎてしまい、腰痛を引き起こす」ケースです。
これらは、土台となる股関節の整え方を知らないまま、形だけを真似ることで起こります。
私自身も、かつて保険営業をしていた時代にストレスと食べ過ぎで10kg増加した経験があります。
その際、がむしゃらに走ったり食事を抜いたりするのではなく、自分の体を使って「効率的な体の使い方」を研究し、少しずつ体が変わっていきました。
この実体験が、現在の「整えてから、鍛える」メソッドの原点になっています。
オンラインパーソナルでは、月2回のセッションに加え、LINEでのサポートと部位別の短尺動画提供を行っています。
これは、セッション以外の時間の質を高めるためです。
その日のポイントを文字で振り返り、動画を見ながら隙間時間に復習する。
この伴走体制があるからこそ、運動経験ゼロの方でも「これなら続けられる」と実感していただけています。
ヒップアップに魔法はありませんが、正しい手順を踏めば体は応えてくれます。
お一人おひとりの骨格や癖に合わせた指導を行うため、まずは60分の無料オンライン体験にお越しください。
カメラONで現在の動きを拝見し、あなたに最適なアプローチをアドバイスします。
なお、詳しい料金については、無料体験の際にご案内します。
この記事を読み終えたら、まずは「座り方」を見直してみてください。
椅子の背もたれに寄りかからず、左右の坐骨(お尻の骨)に均等に体重を乗せて背筋を伸ばす。
これだけで、お尻周りの筋肉は目覚め始めます。
難しいことをたくさんやろうとせず、この一点だけを今日から意識してみましょう。
その一歩が、美しいヒップラインへの始まりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 指導歴・実績 | 6年・延べ150名以上 |
| 指導スタイル | オンライン(Zoom)全国対応 |
| 食事制限 | なし |
| 無料体験 | 60分・月5名限定 |
| サポート | LINE伴走・短尺動画提供 |
参考: 元に戻りにくい形でお尻の形を維持
骨盤を支える筋肉が緩み、本来の正しい位置よりも外側に広がったり傾いたりした状態です。
土台が不安定なため、お尻の筋肉がうまく使えず、垂れ下がりや横広がりの原因になります。
筋トレ直前に行うのが最も効率的ですが、寝る前や仕事の合間に行うだけでも効果があります。
まずは股関節を動かしやすい状態に保つことが、お尻の筋肉を呼び起こす近道になります。
歩くときに歩幅を少し広げ、後ろ足の指で地面を最後まで押すように意識しましょう。
これだけで股関節がしっかり動き、特別な運動時間を取らなくてもお尻の筋肉が刺激されます。
変化の出方は人によって違うので、期間ではお約束していません。目安にしていただきたいのは「立ったときに自然とお尻が締まっている」という感覚のほうです。
まずは3週間、お尻の筋肉が動く感覚を養いましょう。
激しい運動をたまに行うよりも、骨盤を正しい位置に保つ姿勢を習慣化することです。
股関節が整った状態で生活すれば、日常の動作すべてがヒップアップ運動に変わり、形を維持しやすくなります。
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